アンソロジー発行のご挨拶
イベントからあっという間に3日が経ってしまいました。
いまだ心がイベント会場に置き去り、そのような気持ちです。
先日のかぶき町大花火大会2017にて、当アンソロジーは無事発行を迎えることができました。
ご参加された皆様、お疲れ様でした。
そして、当アンソロジーをお手に取って頂きました皆様、温かいお言葉を掛けてくださいました皆様、準備期間から当日に至るまでご支援・ご協力を頂きました皆様、本当に本当にありがとうございました。
頒布をさせて頂く間、土方十四郎というキャラクターがいかに多くの方に愛されているか、その一端を知ることができたようで何だか終始役得な気持ちでおりました。
土方中心という括りでのアンソロジーを近年お見かけせず、ずっと一読者として「手に取りたい」と思い続けていたのですが、至らない自分が主催を務めさせて頂きましたのは、この機を逃したくないと思ったのが切っ掛けでした。
彼自身が多くの困難を乗り越えて、土方十四郎という器の底まで見せてくれた今だからこそ。
土方十四郎の人生の道筋、在り様、これまでそしてこれから、そういうものが全てバシッと確かに見えるようになった今だからこそ。
壁を超え続けてきた彼の軌跡をどこからでも迷わず抜き出せる今だからこそ、このアンソロジーをどうしても出したいという気持ちに駆られました。
そんな企画から、発行に至るまで一年。様々なことがございました。
詳細は割愛させて頂きますが、多くの方の支えあっての発行です。
ただただ、今は感謝の念で一杯です。
どうぞ、お手に取って下さった皆様にも、この贅沢な執筆陣の描き出す彼の連戦連勝の様をお楽しみいただければと思います。
1作品1作品、執筆者それぞれの、土方への思いを深く感じられる本となっております。
きっと、思わず笑ってしまう作品があると思います。きっと、泣きたくなるような作品があると思います。きっと痺れるような作品が、心に迫るような作品があると思います。
正にそんな、いかなる状況下でもただ事もなく真っ直ぐに、ただ彼らしく前に進み続ける姿こそが、土方十四郎というキャラクターの魅力そのものであるのかも知れません。
会場限定ノベルティにつきましては予定数を終了させていただきましたが、アンソロジーの頒布は引き続き、K-BOOKS様への委託および参加イベントにて続けさせていただきます。
次回イベント頒布は現在、2018年1月14日かぶき町大集会4を予定しております。
しばらく間が空いてしまいますが、また、このアンソロジーと共に皆様にお会いできる日を楽
しみにしております。
この本に係わるすべての皆様へ、厚く御礼申し上げます。
かぶき町大花火大会2017に際し、発行を迎えさせて頂きましたこと、本当にありがとうございました。
今後とも、土方勝利アンソロジー「敗兆無用」を、宜しくお願いいたします。
2017.10.11 「敗兆無用」主催